セミオーダー住宅のデメリット

デザインが中途半端になる恐れがある

完全オーダーの注文住宅と異なり、セミオーダー住宅はある程度最初から素材やデザインが決まっています。決められているデザインを基に、自分たちでデザインをすることができるのが特徴です。デメリットがあるとすれば、最初からすべてデザインを決めることができず中途半端なデザインになってしまう可能性があることです。つまり、元の住宅のデザインと反するような見た目にしてしまうと、バランスが取れなくなることが考えられるでしょう。もちろん、どのようなデメリットがあったとしてもプロの意見をうかがいながら設計をしていけばそれほどバランスがとれていない住宅になることはないはずです。デザインに関しては、積極的に建築業者に話を聞いてみることです。

こだわりすぎるとリセールが難しくなる

セミオーダー住宅といっても注文住宅である以上は、ある程度自分たちで設計をすることになります。設計に関しては、それぞれ建築の依頼者側にこだわりがあるかもしれません。ただ、あまり設計にこだわりすぎるとリセールが難しくなる可能性があります。通常セミオーダー住宅づくりは、自由な間取り設計ができることが多いですが、吹き抜け部分を多くしてしまうことにより広く見える半面音漏れなどが発生することがあるでしょう。また、オリジナルの間取りにすると、デッドスペースが多くなってしまい掃除がしづらいだけでなく家事動線も悪くなる恐れがあります。そのような理由で選ばれにくい住宅になる恐れもあるわけです。もちろん、これらのデメリットはプロの話をよく聞けば避けることができるでしょう。